第30回N2RC拠点セミナー
- 開催日
- 2015年3月30日(月)15時~16時30分
- 開催場所
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中百舌鳥キャンパスA12棟サイエンスホール
1980年にJerome達によって有機超伝導の発表があった。その直前から、著者は有機伝導体の研究に参画した。それ以後、銅酸化物高温超伝導、Fullerene超伝導と次々と新奇超伝導が現れて今日に至っている。歴史的には、1970年代には重い電子系が世に出ており、これらのほとんどが現在では、強相関系の物質仲間である。
(1)こんな経緯の中で、著者は研究の当初、そして今も、何故、高圧物性に注目してきたかについて述べる。
(2)また、その後、次々と従来の知識では説明できない数々の新現象を発見したり、遭遇したりしてきた。
(3)それら新現象の芽がどのようなものから始まり、それがどのように育ってきたか、振り返る。
時間が許せば、その間に行った著者独自に編み出した実験手法について伝えたい。
講師:村田 惠三 教授(大阪市立大学 大学院 理学研究科 数物系専攻 超伝導物理学研究室)
【主催】ナノ科学・材料研究センター
関連情報 | |
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対象者 | 一般 |
受講料 | 無料 |
申込方法 | 申込み不要 |
お問い合わせ | 大阪府立大学 ナノ科学・材料研究センター NanoSquare拠点事務局 (担当 池田・櫻井) Tel 072-254-7903 Tel 3238(内線) Fax 072-254-7854 Eメール nanosquare2[at]21c.osakafu-u.ac.jp [at]を@に差し替えて下さい。 |