公開講座

21世紀科学研究所連続セミナー 第19回セミナー

開催日 2014年10月2日(木)15時~16時30分
開催場所 I-siteなんば
開催場所詳細 大阪府立大学 I-siteなんば(南海なんば第1ビル 2階)
(Zeppなんば大阪の東隣のビル北側の府大専用エントランスからお入りください)
概要

獣面人身・人面獣身の図像表現を考える―御伽草子『鼠草紙』の解読から―

■講師
大阪府立大学 説話文学美術研究所 所長
人間社会学部 教授 田中 宗博

【概要】
室町時代に盛行した物語草子の中に、「鼠草紙(鼠の権頭)」という一篇があります。いわゆる異類婚姻譚の一つで、「権頭」を名乗る古鼠が畜生道を逃れるため、清水寺で出遇った人間の女性と契りを結ぶも、正体を知られて結婚は破綻、権頭は出家して高野山に上ったというお話です。室町前期成立かとされますが、これにはサントリー美術館ほか、数点の絵巻が諸所に伝えられています。如何にも室町期絵巻らしい、愛すべき図柄のものですが、そこには擬人化され<鼠頭人身>で描かれる鼠たちが、詞章に登場しない小者達を含めて、実に大勢びっしりと描き込まれています。ところが、妻となった人間の女性や侍女が、夫達の正体に気づく場面では、一転して動物としてのネズミそのものの姿が描かれています。このような図像の意味・表現意図を、本文との関わりで考察し、そこを起点に、獣面人身・人面獣身の図像の見られる<地獄絵><六道絵>等の表現意図についても、考えをめぐらせてみようと思います。

関連情報 21世紀科学研究所連続セミナー 第19回セミナー詳細 (564KB)
定員 150名
対象者 どなたでも
受講料 無料
申込み期間 2014年9月26日(金)まで
(定員になり次第締め切らせていただきます)
お問い合わせ 大阪府立大学 21世紀科学研究機構 
Fax 072-254-8154
Eメール 21c-headoffice[at]21c.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。
お申込み方法

EメールもしくはFaxで、(1)氏名(ふりがな)・年齢、(2)郵便番号・住所、(3)電話番号(Faxにてお申込の方はFax番号もご記入ください)、(4)参加ご希望の講座の開催月をご記入の上、上記へお申込みください。