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量子ビーム誘起反応科学研究所

設置目的

量子ビームは、ガンマ線、エックス線、電子線、中性子線などの放射線と、イオンビーム、高性能レーザーなどの総称です。最近大型加速器からの放射光、陽子・重イオンビームや中性子線を用いた科学分析、医療分野の研究の進展は特に著しく、21世紀の原子力政策においても、量子ビームテクノロジーへの期待が示されています。
大阪府立大学でも、多くの教員や学生が内外の施設で量子ビームを利用していますが、種々の物質内で量子ビームによって誘起される反応を研究するためには、広い分野の研究者の連携・協力が不可欠です。本研究所は、異なる分野の研究者で組織し、学際的研究としてこの量子ビーム誘起反応に取り組みます。また学内研究活動の活性化のため、新たな量子ビームの開発指針を提言します。

研究内容の概要

本研究所では、固体、液体、固液複合系、生物などの物質内で量子ビームによって誘起される反応を、エネルギー付与、励起などの物理的な初期過程を基礎として、その後の反応過程全体を明らかにします。反応過程の理解は、また新たな応用研究につながると考えられます。
現在行われている研究では、溶液や固液複合系でナノ微粒子に関する特徴的な反応が明らかになりました。また量子ビームプローブ分析、超微弱電子ビームの発生と利用、低線量放射線の生物影響などユニークな研究の準備が進められており、今後の研究成果が期待されています。

構成員

所長

松浦 寛人 (工学研究科 教授)

研究員
区分 教授 准教授 助教
工学研究科 谷口 良一
古田 雅一
堀 史説
秋吉 優史
宮丸 広幸
田中 良晴
津久井 茂樹
小嶋 崇夫
理学系研究科 原 正之
児玉 靖司
白石 一乗
客員研究員
機関 氏名
 大阪府立大学 放射線研究センター  奥田 修一

設立年月日

平成18年(2006年)2月1日