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異分野連携推進研究所

設置目的

本研究所では、本学にて平成24年度から学内公募を開始した「異分野研究シーズ発掘・連携促進・融合領域創成事業」(以下、「異分野連携事業」という)、において採択された研究課題につき、研究を行う。

この事業は、平成25年度に科学研究費助成事業の「系・分野・分科・細目表」が大幅に改正され、これまでの「総合・新領域系」に替わり、情報学、環境学、複合領域の3つの分野で構成される「総合系」が新設されること、また、人文社会系、理工系、生物系の中にも、それぞれ、総合人文社会分野、総合理工分野、総合生物分野が設置されることにいち早く対応するために制定されたものである。

したがって、採択案件における期待度は高く、高い研究成果を残すことが切望される。しかしながら、個々採択案件において、学内の垣根を越えて連携を行っていくことは困難であることから、本研究所を設置することで、個々研究課題における教員間の連携を促進し、効果的な研究活動が可能となることを図り、もって高い研究成果を生み出すことを目的とする。

また、本研究所においては、これらの採択案件につき、リサーチ・アドミニストレーションセンター(以下、「URAセンター」という)が、研究計画等にたいし、組織的かつ継続的な支援を行うことにより、より一層の連携促進を狙う。

研究内容の概要

本研究所では、採択されたそれぞれの研究課題に沿った研究を遂行する。(採択案件は以下のとおり)

  1. 情報学フロンティアグループ
    (1)「植物工場におけるオミクス診断型超高速最適化手法の基盤研究」
    採択案件における代表者 工学研究科 准教授 福田 弘和(24年度)
    (2)「多変量解析を利用した万葉短歌の声調外在化についての研究」
    採択案件における代表者 人間社会学研究科 教授 村田 右富実(24年度)
    (3)「マルチリンガル、マルチモーダル環境でのコミュニケーションを支援する情報学的研究」
    採択案件における代表者 人間社会学研究科 教授 橋本 喜代太(24年度)
    (4)「くずし字」辞書作成のための基礎的研究」
    採択案件における代表者 人間社会学研究科 教授 西田 正宏(25年度)
    (5)「タブレット端末を用いた高次数感覚の測定法の開発と構造の解明」
    採択案件における代表者 人間社会学研究科 教授 岡本 真彦(25年度)
    (6)「ニューロスフェア培養における神経幹細胞の増殖に関する確率過程モデル」
    採択案件における代表者 理学系研究科 助教 森 英樹(26年度)
  2. 環境創成学グループ
    (1)「ゲノム基盤情報の活用とパターンマッチング手法との連携に基づく環境微生物の多様性評価システムの構築」
    採択案件における代表者 生命環境科学研究科 准教授 尾形 善之(24年度)
    (2)「低線量放射線による細胞傷害機構のライブセルイメージングを用いた解析」
    採択案件における代表者 理学系研究科 教授 児玉 靖司(24年度)
    (3)「野生シカおよびイノシシ肉の食料利用促進を目的とした栄養学的・食品衛生学的研究」
    採択案件における代表者 生命環境科学研究科 准教授 星 英之(25年度)
    (4)「ナノ粒子の環境リスク評価・解析とその応用技術の開発」
    採択案件における代表者 工学研究科 准教授 野村 俊之(25年度)
    (5)「3.8M電波望遠鏡による、宇宙、地球の観測、人工衛星の追跡管制等を通じて理学工学を融合した環境研究の推進」
    採択案件における代表者 理学系研究科 特認教授 小川 英夫(26年度)
  3. 社会・安全システム科学
    (1)「高齢者見守りのための居住空間のスマート化とセンサ情報処理の高度知能化」
    採択案件における代表者 工学研究科 教授 中島 智晴(24年度)
    (2)「自宅で生活する高齢者の健康に対する予防行動を促進する見守りシステムの構築」
    採択案件における代表者 看護学研究科 助教 根来 差由美(25年度)
    (3)「実店舗での購買実験を活用した実践的サービスサイエンスに関する研究」
    採択案件における代表者 経済学研究科 教授 森田 裕之(25年度)
    (4)「放射性物質による汚染評価と除染技術の構築」
    採択案件における代表者 工学研究科 教授 古田 雅一(26年度)
  4. 人間医工学グループ
    (1)「障害者支援のための義肢及びパーソナルモビリティの研究開発」
    採択案件における代表者 工学研究科 教授 杉村 延広(24年度)
    (2)「リハビリ期間短縮を目指した基盤研究」
    採択案件における代表者 生命環境科学研究科 教授 山地 亮一(24年度)
    (3)「自己修復機能を有する食材固定用材料の開発」
    採択案件における代表者 高等教育推進機構 准教授 陶山 寛志(25年度)
    (4)「細胞内プロテインネットワークを制御する人工設計ペプチド抗がん剤の創出」
    採択案件における代表者 理学系研究科 助教 藤原 大佑(25年度)
    (5)「遺伝子検査の光加速システムの開発」
    採択案件における代表者 理学系研究科 准教授 飯田 琢也(26年度)
    (6)「歯周病関連細菌に対する抗菌作用を持つ食品由来成分の探索と応用 」
    採択案件における代表者 総合リハビリテーション学研究科 准教授 神谷 重樹(26年度)
    (7)「脳機能検査ツールの研究開発」
    採択案件における代表者 総合リハビリテーション学研究科 教授 稲富 宏之(26年度)

(注意)これらの案件に対し、URAセンターは、継続的かつ優先的な支援を行う。

構成員

所長

辻川 正人 (地域連携研究機構 産学官連携教授)

研究員
区分 教授 准教授 講師 助教 特認教授
工学研究科 古田 雅一 福田 弘和
野村 俊之
生命環境科学研究科 川口 剛司
山地 亮一
尾形 善之
理学系研究科 溝口 幸司 飯田 琢也 藤原 大佑
森 英樹
小川 英夫
人間社会システム科学研究科 中島 智晴
杉村 延広
森田 裕之
西田 正宏
岡本 真彦
星 英之
看護学研究科 根来 佐由美
総合リハビリテーション学研究科 神谷 重樹
稲富 宏之
高等教育推進機構 陶山 寛志
研究推進機構 辻川 正人
客員研究員
機関 役職 氏名
電気通信大学 准教授 川野 秀一

設立年月日

平成24年(2012年)10月9日