人間社会システム科学研究科 教育目的、教育目標、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー
教育目的
博士前期課程
専門的学術の基礎を培い、学識を拡大・深化させ、諸科学の知識を活かし、高い倫理観をもって多方面で社会に寄与できる人材を育成する。
博士後期課程
専門的学術の探究を進め、高い学識及び倫理観をもって人文社会諸科学の発展に寄与できる責任ある人材を養成する。
教育目標
博士前期課程
- 学士課程で身につけた基礎的な知識を踏まえ、自らの専門領域について高度な知識を修得するとともに、他の専門領域との関連について把握できるような幅広い知識を身につける。
- 自らの専門領域における研究の方法論を修得するとともに、先行研究の知見を踏まえて論理的な分析、考察を行う能力を身につける。
- 自らの研究成果を論理的に構成し、説得力のある形で表現する能力を身につける。
- 研究公正に関する理解に基づき、高い倫理観をもって研究を遂行するための素養を身につける。
博士後期課程
- 博士前期課程で身につけた専門的知識を踏まえ、自らの専門領域において新たな課題を発見し、探究を進める創造的な知性を身につける。
- 自らの研究課題について、適切な研究方法を自ら選択し、自律的に研究を継続する能力を身につける。
- 自らの研究成果について、高度な論理性と説得力をもって表現し、的確に発信する能力を身につける。
- 研究公正に関する深い理解に基づき、高い倫理観をもって研究を継続し、研究成果を社会に還元することができる能力を身につける。
ディプロマ・ポリシー(学修評価・学位の授与方針)
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)
各専攻のカリキュラム・ポリシーに定める授業科目の成績評価と学位論文の審査は、以下のとおり行う。
1.成績評価の基準
(1) 成績評価は、学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)を踏まえ、授業科目ごとに「到達目標」を設定し、履修者の到達目標に対する達成度に応じて、人間社会システム科学研究科規程第15条に定めた基準に沿って、A+からDの評語で評価する。特に、単位修得(C以上)の基準を到達度として明記する。
(2) 学期ごとに全ての授業の成績分布を集計し、到達目標の達成度について組織的に検討し、改善を図る。
(3) 成績評価は、達成度の絶対評価を基本として行うが、受講者数が少ない科目を除き、偏った評語の分布にならないように努力する。また、偏った分布になった場合はその原因を分析し、次期以降に改善を図る。
2.成績評価の方法
(1) 成績評価は、最終の定期試験のみに偏重することなく、レポート、プレゼンテーション、学修態度等の多様な要素を組みあわせて到達目標の達成度を評価する。なお、授業への出欠状況は成績評価には使わない。
(2) 具体的な評価方法は、授業担当教員が決定し、評価の基準、評価に用いる項目の配分を含めて、シラバスを通じて学生に事前に提示する。
3.学位論文の審査
学位論文の審査は、大阪府立大学学位規程のほか、人間社会システム科学研究科履修要項の学位論文審査基準、学位論文審査実施要項に基づき審査を行う。