学域・大学院・機構

人間社会システム科学研究科 専攻紹介

修士課程/博士前期課程

現代システム科学専攻(平成28年4月設置)

現代システム科学専攻では、従来の枠組みにとらわれない発想にもとづく領域横断的な教育を行います。知識情報システム学分野では、新たな価値を創造するためのシステムデザイン能力、技術の進歩及び社会の変容に対応できる科学的な分析力・思考力を身につけた人材を育成します。環境システム学分野では、人と自然とのつながりに重点を置く環境学コース、人と人とのつながりに重点を置く社会システム論コース、人の心と環境とのつながりに重点を置く認知行動論コースを設け、それぞれの専門的知識と技能を用いて持続可能な社会の構築に貢献できる人材を育成します。臨床心理学分野(臨床心理士受験資格第一種指定校)では、心が自然・社会環境と密接に相互作用しているという観点から、21世紀の多様化した心の問題に対応していける臨床心理士を育成します。

言語文化学専攻

言語文化学専攻博士前期課程では、人間の言語と文化に関するさまざまな内容を学べます。たとえば、日本言語文化学、英語圏言語文化学、日本語学、日本語教育学、英語学、英語教育学、言語情報学、社会言語学、対照言語学などを研究することができますが、これらの研究は個々に独立したものではなく、互いに密接かつ深い関連を有しています。個別の言語や文化について、他地域の言語や文化や多様な方法論でアプローチすることは、もはや常識となっています。専攻内の複数の科目を履修することによって、広い視野をもちつつ、自分の専門を深めていくことができます。また、教員養成にも寄与しうる体制が整えられており、中学校・高等学校の専修免許状(国語または英語)の取得に対応しています

人間科学専攻

現代社会における科学技術の進歩やグローバリゼーションの進展は、豊かで近代化された社会の発展をもたらす一方で、文化や民族間の軋轢、生命倫理にまつわる諸対立、地域社会や家族機能の衰退、ジェンダー問題の先鋭化、学校教育の諸問題など、一刻の猶予もなく対応を迫られる社会的課題を現出させてもいます。人間科学専攻博士前期課程ではこうした課題を深く理解し、そのよりよい解決に向けて主体的に取り組むことのできる専門的能力を身につけた人材の育成をめざして、人間・社会・文化に関する多様な学問領域を結集しています。この学際性・総合性によって、学生は各専門領域の最新の知識を習得することはもちろん、個々の研究テーマを社会科学・人文科学のより広い文脈のなかで意味づけ、多様な角度から問題意識を刷新し続けることができるでしょう。

社会福祉学専攻

社会福祉学専攻博士前期課程では、人間存在を支える実践と制度としての社会福祉がもつ根源的な意味を確信し、社会福祉に関する学術研究・教育を行います。貧困、社会的排除の深刻化など生活困難の度合いが高まるなか、「人としてのあるべき暮らし」の実現を希求する姿勢と冷徹な科学的探究姿勢を併せ持つ実践者、研究者が求められています。本専攻は、複雑かつ多様な現代社会の福祉課題に対し、社会福祉の価値・思想を問い直し、政策運営から個別援助に関わる理論と実践について体系的に学び、幅広い視野をもって課題解決に必要なアプローチを構築できる人材の育成に取り組んでいます。

社会福祉実践の経験から導かれた切実なテーマを探求する社会人大学院生が多いことが本専攻の特徴の一つであり、仕事を続けながらの学びを可能にするため授業の開講形態に配慮しています。また、学士課程で社会福祉学以外の分野を学んで進学した者向けに、社会福祉学研究の広範な分野を概観する授業を提供し、あわせて社会福祉の実践現場を知る機会を実習として提供していることもカリキュラム上の特徴です。

博士後期課程

言語文化学専攻

言語文化学専攻博士後期課程では、各自の研究課題を中心として、それに関連する専門的な諸知識・技術をも身につけるに適した研究・教育環境を提供します。博士前期課程で培った学識を前提として、言語文化学の諸領域における学術的な文化の継承と創造に積極的な貢献ができる知識と能力を持ち、研究者、教育者として世界に通用する高い水準の人材の育成をめざします。

人間科学専攻

人間科学専攻博士後期課程では、博士前期課程教育の基礎の上にたち、人間・社会・文化に関する学術的探究をさらに深化させ、その領域における学術研究・教育を行なえるような専門的素養を習得させます。また専攻領域の知識を統合・応用する能力を育むことで、現代社会が直面する諸問題の解決に主体的に取り組むことのできる人材を養成します。本専攻には人間学、ジェンダー論、教育学、社会環境論、文化史・文化研究、思想史、心理学などの領域横断的な研究を行う人間科学分野と、こころの病理を含めた多様な心的現象を通して人間を理解し考察する臨床心理学分野があります。

社会福祉学専攻

社会福祉学専攻博士後期課程では、博士前期課程の基礎の上にたち、社会福祉をとりまく複雑、多様な現実を分析、解明し、あるべき解決を展望することができる実証的な知を備えた人材、それらの知を社会福祉の現場で応用、展開できる実践的な能力をもった人材の養成をめざしています。