現代システム科学域

マネジメント学類の概要

マネジメント学類では、2018年(平成30年)4月より「マネジメント課程」と「経済データサイエンス課程」を新たに設置します。

経済学・経営学・法学・経済データサイエンス・会計学・生産システム科学の専門知識を学び、高度なマネジメント能力を培う。

マネジメント学類

マネジメント(management)という言葉を聞いたことがありますか?日本語に訳すと「管理、経営、取扱い、操縦」といった意味になります。経営者といった意味もありますが、経営者を表す言葉としてはマネジャー(manager)という言葉があります。どちらもmanage(経営する、うまく取り扱う、なんとかやり遂げる)という言葉から派生した言葉です。ですからマネジメントというのは、難しい問題、特に一人では達成できない大きな目標を何とかうまく成し遂げるという意味であり、マネジャーはそれを取りまとめる人ということになります。

広く社会全体から、その構成要素である国、地方自治体、営利企業、非営利組織、家計、個人などのそれぞれ固有の問題も扱います。この点が「マネジメント学類」の大きな特徴です。

では「マネジメント学類」では具体的に何を学修するのでしょう?本学類では経営学、会計学、法学、生産システム科学、経済学、経済データサイエンスといった6つの学問領域を理論的・実践的に学びます。それによって実践的・創造的能力とシステム的思考力、さらに専門知識に基づきマネジメント力を身につけた、国際感覚が豊かで21世紀のグローバルな社会の発展に貢献できる学生を育てます。

6つの学問領域

マネジメント学類では、6つの学問領域を広く理論的・実践的に学びます

経済学

経済学は、人間の行動をインセンティブの観点から理解し、そのような人間で構成される社会で起こる現象を明らかにします。経済学では、企業経営の問題も含め、広い観点から企業の活動やその影響について考えます。さらに、人々や企業のために、政府はどのような政策を行うのが望ましいかということを考えるのも経済学です。

経営学

企業のマネジメント問題を考えてきた学問が経営学です。経営学は、企業などの組織をいかに運営するかを学ぶ学問です。企業経営の経済的・技術的・人間的な側面をいろいろな学問領域の成果を応用して研究する学際的な学問です。

法学

法学は、社会生活のルール(規範)を知るための学問です。また、法学は社会生活のルールの存在を知るだけでなく、どのようなルールが望ましいかも考えます。法律は私たちの生活に深くかかわってくるものです。マネジメント学類では、企業経営にもかかわる法律を中心に勉強します。

経済データサイエンス

現代社会において今後よりその重要性が増すことが予想されるデータにより、経済社会を論理的に捉え、データに基づく意思決定を行うことが必要になってきます。経済法則・社会法則を学び、データに基づいて経済の実際の状況を理解し、社会や企業の将来の姿を予測し、説明できることを学びます。

会計学

企業の経営をお金の側面から見るのが会計学です。会計学は英語ではaccountingです。これは説明するという意味を持ったaccountから派生した言葉で、事業を行った人(経営者)が、きっちりと仕事をしたことを説明することなのです。その報告を確かめる人が公認会計士です。

生産システム科学

グローバルな競争下で企業が成長していくためには、技術経営(Management of Technology)が必要不可欠です。マネジメント学類では、モノづくりの最新技術(生産システム科学)、すなわち先端的技術開発を考慮した企業経営について勉強します。

履修例

自分の目的に応じて科目を組み合わせることで、将来に役立つ実践的な力を身につけることができます。

Pattern1:データ分析や商品マーケティングができる人材へ

[マネジメント学類]マーケティング・システム1・2

マーケティング戦略とマーケティング・リサーチについて学びます。講義では、最新のマーケティング事例を取り上げ学んでいきます。

[知識情報システム学類]データマイニング

データマイニング手法の内容やツールの活用方法を学び、それらを実際のデータ分析に適用する技能を学びます。データマイングでは講義だけでなく、実習も行います。

例えば

企業のマーケティングにデータ分析をもとに商品開発や販売戦略を行うことができます。

Pattern2:国や地方自治体における環境政策の立案ができる人材へ

[マネジメント学類]経済政策入門

政府の役割・政策的課題・政策手段について学びます。そこで、公正のための政策、政策の主体、目的、手段、決定などについて学びます。

[環境システム学類]地域・都市環境学

都市や地域を対象として、自然環境破壊の現状と問題点について学びます。自ら課題を見つけ、問題解決のための基礎的能力を身につけます。

例えば

都市や地域社会の環境問題について行うべき経済政策を考えることができます。

Pattern3:ビジネスとエンジニアリングを結びつける人材へ

[マネジメント学類]経営戦略

組織において目標を達成するための適切なマネジメントの技法を身につけ、それらを応用する。そこで、現実と理論の関係に留意しながら、さまざまな事例やデータを取り上げ、学んでいきます。

[マネジメント学類]生産管理システム

工業製品の生産における「物の流れ」に関する設計・管理・運用法の体系として生産管理システムを学習する。特に、自動化された生産システムの基本構成と原理について学びます。

例えば

工業製品の生産における「物の流れ」に関する設計・管理・運用法の体系として生産管理システムを学習できます。

Pattern4:経営学・会計学・経済学の知識だけでなく、それらに関連する法律を学んだ人材へ

[マネジメント学類]会計システム1・2

会計は、ビジネスにおけるコミュニケーションの手段です。会計は、それだけにとどまらず、取引主体の意思決定を変え、取引や資源の流れに影響を及ぼすことを学びます。

[マネジメント学類]租税法A・B

所得課税の基本的な仕組みを理解するとともに、望ましい租税制度のあり方を学びます。また、所得税法や法人税法など、具体的な課税の仕組みについて学びます。

例えば

会計士や税理士、国税専門官として資格や専門的知識を生かすことができます。

取得できる免許・資格・受験資格

  • 高等学校教諭一種免許状(公民)

卒業後の進路について

卒業後は民間企業において、マネジメント力を持ったリーダーとして活躍。また、公認会計士や税理士などの専門的職業への進路も可能。

大学院への進学、公認会計士、税理士、公務員に加え、情報産業、環境系企業、製造業、金融、保険業をはじめとするさまざまな民間企業への就職が可能です。とくに会社や組織のマネジメント部門での活躍が期待されます。

関連サイト

大阪府立大学経済学研究科Webサイト

経済学・経営学とこれらに関連する法学の専門諸分野に関する深い知識と、現代社会の経済的・経営的諸問題を理論的・実証的に分析する優れた能力を有するとともに、国際感覚豊かで幅広い教養を身につけた、社会の発展に貢献できる人材を育成します。