作業療法学専攻のカリキュラム紹介
科目と履修モデル
- 作業療法学専攻の授業科目一覧(66KB)
- 高等教育推進機構開設科目
履修モデル(各専攻で学ぶ標準的なカリキュラム)
区分 | 科目 | |
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1年次 | 共通教育科目 |
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専門基礎科目 |
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専門科目 |
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2年次 | 共通教育科目 |
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専門基礎科目 |
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専門科目 |
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3年次 | 専門科目 |
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4年次 | 専門科目 |
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ピックアップ講義
作業療法学総論
作業療法の理念や役割の変遷、日本の保健・医療・福祉・教育・職業関連活動領域における作業療法の役割や今後の活動展開を理解し、作業療法実践の基礎となる対象者の評価、計画の立案・実施、効果の判定などの必要性を認識します。
身体障害作業療法学I
さまざまな疾病・外傷によって生じる身体障害の特徴と疾病・外傷に応じた作業療法を学習。生体力学的アプローチ、神経発達学的アプローチ、リハビリテーション的アプローチなどに基づいた作業療法を演習します。
精神障害作業療法学I
精神保健福祉対策の概要・法制度、精神障害分野における作業療法の歴史的変遷、作業療法の機能と役割について学習。そのうえで、SST(生活技能訓練)の理論と技法の体験学習を行い、対象者への生活技能の支援に導く力を培います。
発達障害作業療法学I
発達障害における作業療法の基本的理念と役割、対象となる疾患・障がい、作業療法に必要な正常発達の知識と臨床への応用、そして、対象児とその家族への支援に関する基本的な知識を学習。作業療法の役割を理解し、技術を身につけます。
高次脳機能障害学
高次脳機能障害の特徴と評価・介入方法について学習。脳血管障害や頭部外傷によって生じる意識障害、記憶障害、注意障害、失行、失認、情動障害などの特徴と、評価および作業療法の介入方法について理解します。
福祉用具学
福祉用具の定義と歴史、福祉用具の運用、作業療法士の役割、リスクマネジメント、生活動作や生活関連動作に用いる福祉用具の種類と機能特性を学習。生活動作、生活関連動作別に、福祉用具の選定・適合時に行う評価方法を学びます。
作業療法ゼミナールI
新入学生を対象に開講。専攻の施設・設備・履修課程や、作業療法における臨床実習の位置付けなどを把握します。また、講義、グループワーク、ロールプレイなどを通じて、医療人としての心構え、行動の基礎を学びます。
作業療法臨床実習Ⅳ
1期6週間の実習を3期実施。臨床実習指導者の指導・監督のもと、対象者の評価を実践。さらに問題点の抽出をベースに、作業療法治療計画を立案・実施します。さまざまな対象者に対する作業療法実践の基礎的能力を養います。