数理システム課程
数理システム課程は平成29年度で募集を停止しました。なお、2018年(平成30年)4月より理学類に「数理科学課程」が新設されます。
科学・技術の共通基盤である数理科学―
その応用の可能性は無限大です。
数理システム工学は、自然現象や社会現象に関係して起こるさまざまな問題を数理科学を用いて解決することを目指す分野で、工業製品の設計はもちろん、情報セキュリティ、金融保険商品の設計、感染症の拡大予測、防災システムの開発などに応用されています。本課程では応用を念頭に置きながら基礎理論を重視した数理科学の教育と研究を行っています。
授業科目
- 常微分方程式
- 確率統計基礎Ⅰ
- 偏微分方程式
- 代数学
- 金融工学概論
- 数理モデル解析Ⅰ
- 応用数理シミュレーション
- 保険数理システム
- 複素解析
- 数値解析
- フーリエ解析
- 幾何学
- 暗号理論概論
- 応用解析概論
- 応用数理シミュレーション演習
- 統計解析 等
教育目的、教育目標、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー
数理システム課程の教育目的
数理システム課程の教育目標
数理システム課程のディプロマ・ポリシー
数理システム課程のカリキュラム・ポリシー
課程の学びについて
応用数理と基礎数理を融合し、自然や社会のさまざまな問題の解決を目指します。
今日の社会のさまざまな複雑化した対象をシステムと捉えて数理モデル化し、対象が抱える問題を応用数理科学を用いて解決しようとする分野が数理システム工学です。数理システム課程では社会からの強い要請に応えるため、社会への応用を念頭に置きながら自ら科学技術上の問題を発見し、それを数理モデル化し、数理科学的手法を用いて問題を解決する能力を持った数理システム技術者を育成します。
本課程では、2年次に解析学、代数学、幾何学、確率統計を中心に専門基礎科目を履修し、数理科学の基盤となる数学の基礎を身につけます。また、応用数理科学の入門的な科目も開講されており、金融工学や暗号理論の初歩を学ぶことが可能です。
3年次以降は2年次までに獲得した数理科学の基礎的学力を伸ばすと同時に、現実問題に数理システム工学を応用する力を養成するため、基礎数理科学だけでなく、応用数理科学の科目を履修します。特に応用解析学、数理モデリング、コンピュータシミュレーション、応用統計学、金融工学、暗号理論、保険数理などの応用数理科学関係の科目により、数理システム工学についてより深く学べるようなカリキュラムになっています。
関連サイト
- 課程紹介
- 教育・研究
- 教員紹介
- カリキュラム
- 進路・就職
- 在学生の声
- 卒業生の声