大阪府立大学

学域長あいさつ

工学域長 綿野 哲

ものづくりを通して あなたの夢をかたちに。

数学、物理、化学、生物の知識を基礎として、新しい技術を創造し新たな原理を探求することで、よりよい未来を創造する学問が「工学」です。

ライト兄弟が有人動力飛行に成功した1903年より2年前、街には馬車が走っていた1901年(明治34年)に、100年後の未来予想に関する記事が新聞に掲載されています。23項目の予言のうち、テレビ電話、新幹線、航空機、エネルギーの電気化、TVなど、予言のほとんどが的中しています。では、皆さんは100年後の未来をどのように想像しますか?

工学は「ものづくり」のための学問です。20世紀の工学は、日常生活を豊かにする様々な機器や材料を、大量に安価に効率良くつくることを追求し、その結果、著しい産業社会の発展をもたらしました。その一方で、環境破壊、地球温暖化、資源枯渇、急激な人口増加と食料危機といった地球規模の深刻な課題も発生しています。これからの工学は、新たな原理や技術を創造することはもちろんのこと、地球と人類の調和をめざし、持続可能な社会をつくるための工学でなければなりません。工学は、大学の新しい「知」を活用して、人々の持つ「夢をかたち」にし、より良い未来を創造する役割を担っています。

本学の工学域は、情報工学、電気電子システム工学、電子物理工学、応用化学、化学工学、マテリアル工学、航空宇宙工学、海洋システム工学および機械工学の9課程から構成されています。医療、創薬、ロボットなど、課程の名前からは想像できないようなユニークな研究も活発に行われています。皆さんの“夢をかたち”にできる理想にあった研究室が、本学域で必ず見つかるはずです。

果敢なチャレンジを期待しています。

工学域長
綿野 哲